腕時計が止まっている

腕時計が止まっている場合は、まず電池を確認します。電池を交換しても動かない場合は故障が考えられるため、修理が必要になります。

主な原因に、油切れや内部に蓄積されたホコリにより歯車が動かなくなっていることが挙げられます。また、電池切れの場合も長期間そのままにしておくと、液漏れを起こすことがあります。液漏れを防ぐためには高温多湿を避け、電池が無くなれば早めに交換しましょう。

時計が遅れる

電池が少なくなると時計が遅れることがあります。まずは電池を交換し、改善されない場合は、歯車がスムーズに動いていない、パーツに不具合があるなどの原因が考えられます。

ベルトが汚れた・壊れた

肌に直接触れるベルト部分は、時計の中でも最も汚れやすいパーツです。また、ベルトのピンが外れて破損することも少なくありません。ベルトやバンドは修理の他、交換や調整も可能です。

傷がついた

腕時計は傷がつきやすいものですが、小さな傷なら研磨でピカピカになります。大きな傷の場合は、オーバーホールが必要になります。

オーバーホールとは、時計内部のムーブメントをパーツごとに分解し、洗浄・パーツの交換・組立・注油・精度調整を行い整備することです。

ガラスが曇っている

ガラスの内部が曇る、結露が出る場合は、湿気が多い場所での保管や水没、経年劣化による防水機能の低下などが主な原因です。

そのままにしておくと、部品が錆びて故障してしまうため、できるだけ早く修理を依頼しましょう。

カレンダーが変わらない

腕時計のカレンダーは精密な構造のため、不具合の理由も様々です。部品の摩耗や油切れ、破損などが考えられます。

時計の針が外れた

時計に何らかの衝撃が加わると、針が外れてしまうことがあります。針の緩みだけが原因ではなく、他のパーツにも不具合があることも予想されるため、オーバーホールで全体を確認することをおすすめします。

時計の内部から異音がする

時計の内部から異音がする、振ると音がする場合は、内部の破損や部品の緩み、または外れが考えられます。

ボタンの不良

反応しない、バネが壊れたなどのボタンの不良は、部品の劣化や破損が疑われます。内部に水分やゴミが混入していることもあるため、オーバーホールが必要になります。

巻いてもすぐに止まってしまう

時計を巻いても1日持たない、もしくはすぐに止まってしまう場合は、巻き不足の他、油不足や自動巻き自体のトラブルが考えられます。

リューズが壊れた

時計右側にあるリューズの空回りや、硬い・緩いなどの症状がある場合は、ゴミの混入やパーツの摩耗・破損の他、サビや油切れなどが考えられます。無理に動かそうとすると破損の原因となるため、早めに相談しましょう。